JR四国は5月26日、商品説明会をオンラインで開いた。10月1日から12月31日まで開催される四国デスティネーションキャンペーン(DC)「しあわせぐるり、しこくるり~四国の風・水・色を感じて~」を中心に、観光列車や最新の観光素材を紹介した。
松山―伊予大洲、八幡浜間を走る観光列車「伊予灘ものがたり」は12月27日に現行車両が引退。来春、新車両になる。DC期間中はラストランの企画を用意する。
高知―土佐久礼、窪川間を走る「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」は、土佐くろしお鉄道の奈半利まで特別運転。太平洋の雄大な景色を楽しんでもらう。
多度津、善通寺、琴平―大歩危間を走る「四国まんなか千年ものがたり」と徳島―阿波池田を結ぶ「藍よしのがわトロッコ」は、同日中に双方へ乗り継ぎ可能とした。
藤本聡常務取締役鉄道事業本部副本部長兼営業部長があいさつに立ち、「四国には楽しい列車が多い。JR西日本の観光型MaaS『setowa』と連携した取り組みや、航路を使って四国に来てもらう商品も用意している。DCを成功させ、翌年の岡山DCにつなげたい」と述べた。
藤本常務